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勉強会について。

勉強会

アジア史コースでは、大学院生を中心に組織された自主的な勉強会がいくつも開催されています。

授業・学校の枠に縛られない、自由かつ活発な活動に特徴があります。

そんな勉強会では、アジアを読みときたい学部生の参加・見学を大いに歓迎しております。

アジア史に興味のある方、アジア史の史料を自分で読めるようになりたい方は、コース助手が参加の仲介をしますので、ぜひご連絡ください。

連絡先:平林 美理(助手)
Mail:mi_hirabayashi@aoni.waseda.jp


漢文読書会

週1回、月曜3限(2023年度前期)

訓読を学び、
史料の背景を読みとく。

学部生を対象に、院生が漢文読解の指導を行う勉強会です。

訓読の規則を学ぶとともに、史料の背景に迫ることを目標としています。

例年、講読テキストは参加者の希望などを踏まえて決定します。

議論を通して史料に対する理解を深めることで、卒論に向けた準備の場として活用することができます。


古典漢文会

休止中(2023年度前期)

『史記』を、
「史料」として読みとく。

本読書会では、『史記』修訂本(中華書局、二〇一四年)をテキストに、出席者に事前に予習した書き下し・現代語訳を行ってもらい、読み方について議論します。

読解にあたっては、三家注だけでなく瀧川亀太郎『史記会注考証』などの研究も活用することで、漢文の文法理解と同時に、史料読解の初歩についても学ぶ機会となるような勉強会にしたいと考えています。

昨年度は巻八六刺客列伝を講読中でしたが、テキストについては参加者の興味関心に応じて決定する予定です。


朝鮮史料・朝鮮語自主ゼミ

週1回、木曜6限(2023年度前期)

史料読解を通して、
漢文と朝鮮語を身につける。

朝鮮史の重要史料である『高麗史』の中でも、特に列伝の漢文原文と現代朝鮮語翻訳を読み比べ、和訳を行います。

内容は朝鮮史がメインですが、朝鮮語の発音など語学面の勉強もできるようにしています。

漢文と朝鮮語双方の読解能力を獲得したい人におすすめの勉強会です。


満洲語勉強会

隔週、火曜5限(2023年度)

満洲語から、
清帝国を読みとく。

清代前期(一七〜一八世紀)において、満洲語は清帝国全体の公用語であり、とくに八旗と内陸アジア地域(東北・モンゴル・チベット等)に関しては、その重要性は漢語よりはるかに高いものでした。

したがって、清代の歴史・文化を多面的に検討していくためには、満洲語の読解力が不可欠といえます。

本年度は『清朝前期理藩院満蒙文題本』を講読しています。初学者は文字・基礎文法等のレクチャーを受けた後、勉強会に参加します。